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2007年10月17日

ハイクオリティCDヘッドユニット新製品を発表

アルパイン株式会社
社長:石黒 征三
本社:東京都品川区西五反田1-1-8

カーナビゲーション、カーオーディオのアルパイン株式会社は、自動車室内に最適な音響空間を創り出す、独自の車載音響思想「IMPRINT(インプリント)」を確立。そのコア技術であるMultEQ(マルチEQ)に対応したCDヘッドユニットおよび、小型アンプ付属で手軽にハイパワーの重低音が楽しめるボックスタイプサブウーファーを発表。11月中旬より全国のアルパイン製品取扱店にて販売を開始いたします。

【独自の車室内音響思想 IMPRINT】

音楽を創り出すアーティストが伝えようとしたサウンドを、すべてのリスナーに余すところなく届ける。そのために、自動車室内という複雑な音響空間を最適にコントロールする。それが、弊社独自の車室内音響思想であるIMPRINTです。アーティストが意図した音を、その音楽性とともに忠実に再現することで、車室内は最高の音楽空間に生まれ変わります。

【「IMPRINT」のコア技術MultEQ】

IMPRINTは、音質劣化が激しい自動車室内の環境にあって、周波数と時間の音響データに補正をかけて最適な音響空間を創造するもので、ホームシアター市場において実績のある米国AUDYSSEY Laboratories社との共同開発により実現しました。
そのコア技術となるのがMultEQで、自動車室内環境に起因する周波数や時間差の乱れに対して音響データを収集し、その測定結果に対して周波数領域、時間軸領域での補正フィルターセットをスピーカーごとに調整することで、車室内音響を最適化します。
今回新たに発売されるCDヘッドユニット「CDA-9887Ji」(標準小売価格 ¥59,850/税抜 ¥57,000)」は、このIMPRINT思想に基づく、MultEQに対応する第一弾の製品です。

【MultEQによる車室内音響ソリューション】

音を再現する空間としての自動車室内は、音質を劣化させる障害物が数多く存在する過酷な空間といえます。たとえば、窓ガラスは高域周波数を増幅し反響を起こし、繊細な高音を鈍らせる。シートは周波数を変調させ、足元では中音域が吸収されてしまいます。
こうして音の波は重なり、増幅し、打ち消しあい、本来、アーティストたちが創り出した“音”の波形とは異なる歪んだ波形としてリスナーに届くことになります。
これを補正するのが、アルパインの車載音響テクノロジーとAUDYSSEY Laboratories社のホームシアター用音響補正技術を融合させたMultEQです。MultEQでは、周波数特性の補正と時間軸領域の補正を行います。

  1. 周波数特性の補正
    1. シート上で測定した典型的な車室内音響特性波形は、出た音がシートやウインドウなどの影響を受け、周波数特性の乱れ、さまざまなピーク(山)やディップ(谷)が発生。これにより、アーティストが意図した音とはほど遠いものになっています。
    2. MultEQは、本来の音にはないピークやディップを補正するため、ピークに対してはディップの、ディップに対してはピークのフィルター特性を作り出し、500以上の制御点から精密な逆特性を生成します。
    3. 1、2の特性を高精度に加算する事で理想的な周波数特性を再現する事が可能となりました。
  2. 時間軸領域の補正
    車室内では、スピーカーから出た音は窓や壁で反射したりシートを回折したりして、数ミリ秒遅れて到達するものがあります。こうした時間差が生まれることで、結果として音の解像度や明瞭度は失われてしまいます。
    MultEQは、高性能なFIR型フィルターで時間領域と周波数領域を同時に、高精度に補正し、解決します。

    KTX-100EQのパソコン画面に表示される計測データ例

【MultEQの測定ツールと効果】

測定は別売の専用キット「KTX-100EQ」(標準小売価格 ¥29,925/税抜 ¥28,500)と、お手持ちのノートパソコン(デスクトップでも測定可能ですが、室内への持ち込みを考えるとノートパソコンが推奨です)で行います。専用キットには音響特性測定用マイク、インターフェイスボックス、補正用ソフトウエア(CD-ROM)、ヘッドユニット接続ケーブル、パソコン接続用USBケーブルが付属されています。
これらのキットをCDA-9887Jiとともに使用することで、これまで実現が困難だった2シート、4シートなど複数のリスニングポジションのチューニングをはじめ、軽自動車やスポーツセダン、ステーションワゴンなど、さまざまな車種や車室内も理想的なリスニング環境へと変身させることが可能となります。

当社では今回のCDヘッドユニットを第一弾として、今後、AVNCDシステムを始めとするさまざまなユニット製品に、このIMPRINT思想に基づくテクノロジーを対応させていく予定です。

なおMultEQに対応するほかにもCDA−9887Jiは、iPod®ダイレクト接続が可能なほか、5バンドパラメトリックイコライザーやクロスオーバーネットワーク、タイムコレクションといった、本格的な音創りが楽しめるオーディオプロセッサーなど、充実の機能を搭載しています。

今回、同時発表する「SWE-2200」(標準小売価格 ¥34,650/税抜 ¥33,000)は、小型アンプをセパレート型として取付け性を向上させた新形態のボックスタイプ・パワードサブウーファー。20cmのウーファーユニットを2基搭載するなど、コンパクトながら重低音を楽しめるほか、ミニバンや軽自動車のラッゲージルームへの設置も可能です。

これからも当社は「Driving Mobile Media Solutions」という企業メッセージのもと、先進メディアを取り入れ、快適な“いい音”を楽しむための車室内音響技術にもこだわった、次世代のデジタルカーライフを提案してまいります。

2007年10月度 カーオーディオ新製品一覧

品番 製品名 標準小売価格
(税込/取付費別)
発売予定時期
CDA-9887Ji
CDA-9887Ji
CDプレーヤー/MP3・WMA・AAC対応/FM・AMチューナー/クロスオーバー/パラメトリックEQ/タイムコレクション/60W×4chパワーアンプ/ iPod®ダイレクト接続ケーブル付属
¥59,850
(税抜 ¥57,000)
11月中旬
KTX-100EQ
KTX-100EQ
MultEQチューニング測定キット
¥29,925
(税抜 ¥28,500)
11月中旬
SWE-2200
SWE-2200
小型アンプ付属ボックスタイプサブウーファー
¥34,650
(税抜 ¥33,000)
11月中旬

新製品の主な特長

CDA-9887Ji

  1. 車室内音響ソリューション、MultEQに対応
    別売の専用キット「KTX-100EQ」(標準小売価格 ¥29,925/税抜 ¥28,500)とお手持ちのノートパソコンにより、車室内の音響補正を実現。
    これまで実現が困難だった2シート、4シートなど複数のリスニングポジションのチューニングをはじめ、軽自動車やスポーツセダン、ステーションワゴンなど、さまざまな車種や車室内も理想的なリスニング環境へと変身させることができます。
    ※MultEQ機能を使用するにはKTX-100EQとパソコンでの測定とサウンドセッティングが必要です。
  2. 本格的な音づくりに応える、オーディオプロセッサー各種搭載
    本格的な音づくりにも対応できる次のようなオーディオプロセッサーを搭載しています。
    1. 5バンドパラメトリックイコライザー or 7バンドグラフィックイコライザー(※1)
      パラメトリックイコライザーはターゲットとする周波数帯域のみを微妙に補正でき、繊細で高度な音づくりが可能となります。
      また、グラフィックイコライザーでは7つに分割された帯域範囲内で、きめ細かなレベル調整が可能。さらに8パターンプリセットタイプのファクトリーイコライザーも装備します。
      1. ※1:イコライザーモードは切り替え設定可能です。
    2. クロスオーバーネットワーク
      2ウエイ/3ウエイ方式が選べ、各スピーカーに最適な周波数設定が可能です。
    3. タイムコレクション
      6チャンネルに対して時間軸補正が3.4cmステップで行えます。
  3. ダイレクト接続で、iPod®も快適操作。
    iPod®ダイレクト接続用ケーブルを付属。インターフェイスボックス無しでライブラリが楽しめます。操作も、ダイレクトサーチと5ステップファイルサーチで曲がすばやく検索できます。
    また、AACフォーマットにも対応。iTunesで作成したディスクも再生することが可能です。
  4. 音質にこだわったオーディオスペック
    1. 高音質にこだわり、厳選されたオーディオパーツを採用
    2. プラスアンプのシステムアップに対応する3系統プリアウトを装備
    3. さまざまなタイプのコクピットにもフィットする5パターンイルミネーション採用

KTX-100EQ

  1. MultEQによるチューニング・設定を行うための専用キット
    IMPRINT SOUND MANAGER インストール用CD-ROM、音響特性測定用マイク、インターフェイスボックス、ヘッドユニット接続ケーブル、パソコン接続用USBケーブル付属。
  2. アクセサリー電源ON(エンジン停止)状態で、2ポイントなら約20分で測定
    静かな環境でエンジンやエアコンをOFFにして、ドアや窓を閉めて測定(※1)。測定したデータはパソコンで分析し(※2)、ヘッドユニットに記憶させます。
    1. ※1 測定者は車外に出て測定を実施。静寂環境でない場合、エラーとなる場合があります
    2. ※2 付属プログラムは、Microsoft® Windows XP Service Pack-2環境でのみ使用可能です。またMicrosoft®.NET Framework1.1以降が必要となります。その他の環境における動作保証はありません

SWE-2200

  1. 軽自動車のトランクにもぴったりの高効率、省スペース設計
    コンパクトデザインで、ミニバンから軽自動車まで、限られたスペースでもラッゲージスペースを犠牲にすることなくインストールが可能です。
  2. 20cmウーファーユニットを2基搭載。クラス最高レベルの重低音を再生
    圧倒的重低音を生み出す20cmウーファーユニットを2基をそれぞれ独立駆動。独自のスリットダクト方式とバスレフ構造とあわせて、クラス最高レベルの豊かな低音再生を実現。ハイスピードでキレのある重低音を再現します。
  3. セパレートタイプ小型アンプ付属。取付けも簡単なシンプル配線
    アンプのセパレート化により、フロントとトランク間の配線をスピーカーライン1本にシンプル化。電源やRCA等の配線をトランクまで引かずに済むため、取付け性が格段に向上しました。セパレートタイプのアンプにすることで、トランク内の発熱も抑え、荷物を載せても安心。スマートなインストレーションが可能になります。

主な仕様

CDA-9887Ji

アンプ部  
最大出力 60W ×4
ラジオチューナー部  
受信周波数 (AM)522〜1,629kHz
(FM)76.0〜90.0kHz
実用感度 (AM)22.5μV (FM)0.8μV(75Ω):9.3dBf(新IHF)
ステレオセパレーション 35dB以上
SN比 65dB以上
イメージ妨害比 80dB以上
IF妨害比 80dB以上
CD/DVD部  
方式 光学式(コンパクトディスク方式)
量子化ビット数 16ビット
チャンネル数 2チャンネル(ステレオ)
ダイナミックレンジ(1kHz) 95dB以上
高調波歪率 0.0008%(1kHz)以下
SN比 105dB(1kHz)以上
チャンネルセパレーション(1kHz) 85dB以上
周波数特性 5〜20kHz(±1dB)
一般  
使用電源 DC14.4V(動作範囲:11〜16V)
アース方式 マイナスアース
音声出力レベル 4V/10kΩ(最大)(フロント/リア/サブウーファー)
その他  
外形寸法(W×H×D) 178×51×161mm
重量 1.6kg

SWE-2200

アンプ部  
最大出力 150W
クロスオーバー 50〜125Hz(−12db/oct.)
入力インピーダンス 22kΩ(ライン入力) 5.9kΩ(スピーカー入力)
位相可変範囲 0もしくは180度
スピーカー部  
方式/使用ユニット バスレフ型/薄型20cmウーファー×2
その他  
使用電源 DC14.4V(動作範囲:11〜16V)
外形寸法(W×H×D) 800×350×92mm
重量 11kg

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