くらし

困ったときの「病児保育」、子育てママにうれしいトータルケアとは?

2018,11,7

子どもが病気にかかると保育園や幼稚園に登園させられなくなってしまいます。夫婦共働きの家庭では仕事に支障が出るケースも。そこで必要なのが、親に代わって専門的な機関がトータルケアしてくれる病児保育です。病児保育とは何か、その必要性を解説します。

子どもが風邪をひいて熱を出したり胃腸炎にかかったりすると、感染防止などを理由に保育園や幼稚園での預かりがNGになる場合があります。夫婦共働きの家庭だと、仕事に支障が出てしまうかもしれません。そんなときに役立ってくれるのが「病児保育」です。今回は、病児保育とは何かということを中心に、子育てを総合的にサポートするトータルケアを紹介します。

病児保育とは何か?

病児保育とは病気にかかってしまった子どもに対し、専門的なグループが保育と看護をすることです。例えば、パパもママも外へ働きに出ているため、普段は保育園に子どもを預けているとします。しかし、子どもが病気にかかってしまうと、パパかママどちらかが面倒をみなければいけません。

環境によっては祖父母にサポートしてもらう人もいますが、一般的には両親のどちらかが仕事を休むといった場合が多いでしょう。とはいえ、そういった事態が何度も続くと、仕事に支障が出てきてしまいます。

そこで必要となるのが、親に代わって子どもの世話をしてくれる保育施設です。全国病児保育協議会によると、病児保育とは親に代わって子どもの面倒をみるだけでなく、子どもの幸せや健康といった総合的な子育て支援をしてくれるシステムのことです。子どもの成長をサポートしてくれる貴重な存在なので、今後はますます病児保育の必要性は高まるのではないでしょうか。

病児保育3つの必要性

現代の子育てママは、病児保育の必要性を強く感じているのではないでしょうか。実際に、夫からの育児への理解や祖父母の協力、地域住民の協力などが得られないと、仕事と家庭を両立は難しいです。特に子どもが病気になったときは、子どもの体調や看病、仕事、家事とやらなくてはならないことがたくさんあり、精神的なプレッシャーがかかる場合もあるのではないでしょうか。

これらの点を踏まえて、病児保育の必要性について具体的に考えてみましょう。

1.親が安心して働ける環境が必要

まずは、親が安心して働ける環境づくりという点から、病児保育の必要性を感じるでしょう。

夫婦共働きの家庭で子どもが病気になったとき、自分たち以外に誰も面倒をみてくれる人がいないとすると、パパかママどちらかが会社を休まなければいけなくなります。しかし、重要なポジションを任されていたり大事な会議に出席しなければいけなかったりと、どうしても仕事を休めない場合もあるでしょう。そのような場合に、病児保育の必要性を感じるパパやママが多いようです。

2.子どもの健康維持

子どもの健康維持のために、病児保育はありがたい存在です。

親は子どもの面倒をみる責任があるといっても、病気になってしまった子どもをどのように看病すればよいかわからないというケースは決して少なくありません。熱が高いときや下痢が続いたときなど、どう対処してあげればいいのかわからず不安になってしまうことがあるでしょう。そのため、医者や看護師がいる保育施設できちんと看護してもらえることは、親にとって大きな安心材料です。また、今後「どのような世話をすればよいか」といった学びを得ることもできます。

病児保育は、親だけで直接子どもの面倒をみるよりも、子どもの健康維持が図れるシステムなのです。

3.子どものメンタルサポート

病児保育が必要な理由は、子どものメンタルサポートのためでもあります。

発達・成長段階の子どもはとても繊細です。病気によって普段通っている保育園を休むと、一時的に集団生活から離れることになります。そのため、自宅で親が面倒をみていたとしても、子どもはいつもと違う環境に戸惑ってしまう場合があるのです。また、病気になってしまったことで精神的に不安定になってしまう子どももいるようです。

その点、病児保育が充実していれば、子どもは安心できる環境で病気の回復を目指せます。病児保育は、病気になった子どものメンタル面の不調を防ぐという意味でも、親にとってありがたいシステムと言えるでしょう。

子どもが病気のときは……

実際に子どもが病気にかかってしまったら、一体どうすればよいのでしょうか?

いざというときのために、子どもが病気にかかっても受け入れてくれる施設をあらかじめチェックしておくことが大切です。例えば、東京都新宿区では事前に登録を済ませて条件を満たせば、利用できる保育施設がいくつかあります。医師の診察で、症状が軽く入院の必要がないと判断されれば、病児保育に子どもを預けることができます。

症状についても、風邪や下痢といった日常的なものに限らず、伝染性やぜんそくなど慢性的なケースもみてもらえるので安心です。もちろん、新宿区以外でも全国の都道府県の各地域でさまざまな取り組みが行われているので、お住まいの地域のサポートを確認してみるといいでしょう。

病児保育については、行政やNPOなども支援に乗り出しているので、困ったときは迷わずサポートを受けてください。「子どもが病気のとき、どのようにサポートしてもらえるのかを知っておくことは、無理なく子育てしていくためにも重要なポイントです。

まとめ

「子どもが病気なのに預けるなんて……」と罪悪感を持つパパやママもいるかもしれませんが、病児保育は単に病気の子どもの世話をするだけはありません。子どもが病気になっても、子どもの発達に必要な条件を満たし、子どもの幸せや健康を考えた対応をしてくれるのが病児保育です。夫婦共働きが多い現在、病児保育はこれからの子育て支援にとても重要な取り組みといえるでしょう。

参考:
病児保育の必要性と課題|NII学術情報ナビゲータ
病児保育を利用する保護者のニーズに関する調査|日本赤十字豊 田 看護大 学
病児・病後児保育|新宿区
全国病児保育協議会|病児保育の概念

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