くらし

【保育園・幼稚園・認定こども園】どう選ぶ?それぞれの違いと選び方

2018,02,27

2006年より就学前の預け先に認定こども園が加わり、主な選択肢が2つから3つに増えました。では、それぞれの園は一体どんな施設で、どんな違いがあるのでしょうか。今回は、幼稚園・保育園・認定こども園について、それぞれの違いや預け先の選び方をご紹介します。

就学前の子どもの預け先と言えば、これまでは幼稚園か保育園が主流でした。しかし、2006年から認定こども園が加わり、主な選択肢は2つから3つに増えています。では、それぞれの園は一体どんな施設で、どんな違いがあるのでしょうか。今回は、幼稚園・保育園・認定こども園について、それぞれの違いや預け先の選び方を紹介します。

幼稚園・保育園・認定こども園の違い

まずは、幼稚園・保育園・認定こども園について、それぞれの大きな違いから解説します。

違い1. 管轄

幼稚園・保育園・認定こども園は、管轄省庁が違います。

それぞれの管轄省庁は以下のとおりです。

  • 幼稚園:文部科学省
  • 保育園:厚生労働省
  • 認定こども園:内閣府

認定こども園の管轄省庁は内閣府ですが、文部科学省や厚生労働省とも連携しています。

※本記事で扱う「保育園」とは「認可保育園」のことです。保育園には、行政の認可を受けて運営している「認可保育園」のほかに「認証保育園」や「認可外保育園(無認可保育園)」、「地域型保育事業」などもありますが、本記事では説明を省略いたします。

違い2. 施設の種類・目的・先生の資格

続いて、施設の種類や目的、先生の資格についての違いを解説します。

施設の種類に関する違いは以下の通りです。

  • 幼稚園:教育施設
  • 保育園:福祉施設
  • 認定こども園:幼保一体施設

幼稚園は教育のために、保育園は保育のために存在している施設です。そのため、幼稚園の先生は「幼稚園教諭」、保育園の先生は「保育士」の免許を要します。

一方、認定こども園は幼稚園と保育園の特徴を併せ持つ施設です。

認定こども園の施設には、

  • 幼保連携型:教育施設かつ福祉施設(幼稚園と保育園の特徴を併せ持つ施設)
  • 幼稚園型:教育施設(幼稚園に保育園の機能を加えた施設)
  • 保育園型:福祉施設(保育園に幼稚園の機能を加えた施設)
  • 地方裁量型:施設の分類なし(幼稚園・保育園の認可がないが、認定こども園の機能を果たしている地域の教育・保育施設)

の4種類があります。

幼保連携型は教育と保育の両方を担う施設なので、先生になるためには「幼稚園教諭」と「保育士」の両方を保有している必要があります。そのほかの認定こども園は、担当する子どもの年齢によって必要な資格が異なります。

違い3. 認定区分・対象年齢

次に大きく違う点は、認定区分(子どもの年齢や保育の必要性に応じて認定される区分)や対象年齢です。

認定区分によって、子どもを預けられる施設が変わります。幼稚園・保育園・認定こども園の対応年齢・認定区分は、以下の通りです。

  • 幼稚園:3歳~小学校に入るまで・1号
  • 保育園:0歳~小学校に入るまで・2号、3号
  • 認定こども園:0歳~小学校に入るまで・1号、2号、3号

2015年に始まった新しい制度「子ども・子育て支援新制度」に移行していない幼稚園へは、認定を受けなくても預けられます。

認定区分を判断するには、「保育を必要とする事由」に当てはまるかどうかがポイントとなります。例えば、「保育を必要とする事由」に当てはまらない場合の認定区分は、1号もしくは認定の必要なしです。

反対に、子どもの年齢が0~2歳で、かつ「保育を必要とする事由」に当てはまる場合の認定区分は3号、子どもの年齢が3~5歳で、かつ「保育を必要とする事由」に当てはまる場合の認定区分は2号となります。

違い4.保育料

幼稚園・保育園・認定こども園は、保育料にも違いがあります。

保育料に関する違いは、以下のとおりです。

  • 幼稚園(新制度へ移行した園):保護者の所得により自治体が決定
  • 幼稚園(新制度へ移行していない園):園が独自に設定
  • 保育園・認定こども園:支給認定区分および保護者の所得により自治体が決定

幼稚園の保育料は園によって異なり、2015年に始まった新しい制度(子ども・子育て支援新制度)に移行したかどうかが大きなポイントとなっています。

預け先を選ぶために必要な3つの視点

続いて、子どもの預け先を選ぶ方法について解説しましょう。子どもの預け先を選ぶときは、次の3つの視点が大切です。

視点1.預けやすいかどうか

1つ目のポイントは、預けやすさです。

前述のように、幼稚園と保育園は施設の種類が異なるため、基本的な利用時間も異なります。

もしも家庭外での保育が必要ならば、希望する曜日と時間帯に預かってもらえるところでなければいけません。子どもを預ける理由や家庭の事情に合わせて、「延長保育」や「土曜保育」などの必要な条件をはっきりさせておきましょう。

預けやすい園かどうかを判断する際には、以下のことについても確認しておくとよいでしょう。

  • 自宅や勤務先からの距離や経路
  • 車で送り迎えをする場合の駐車場の有無や広さ
  • 送迎バスを利用する場合の料金や送迎の時間帯

視点2.方針に共感できるか

2つ目の視点は、園の方針に共感できるかどうかということです。

ひと口に幼稚園・保育園・認定こども園といっても、教育方針・保育方針は園によって異なります。異年齢交流や英語教育に熱心な園もあれば、リズム学習や体操教室を積極的に取り入れている園もあり、多くの園でそれぞれ独自性を打ち出しています。

子どもは一日の大半を園で過ごしますので、どのように生活させたいのかを考えながら、共感できる方針の園を探しましょう。

視点3.保育料や補助について

保育料や自治体からの補助が受けられるかどうかも、預け先を選ぶうえで大切です。

幼稚園は園によって保育料の規定がさまざまであり、保育園や認定こども園は保護者の所得や預ける子どもの人数、自治体によって大きく違いがあります。自治体によっては利用者負担の補助制度を設けている場合もありますので、一度調べてみましょう。

また、保育料のほかに入園料や備品代などの費用が必要な場合もあります。必要な費用は園や自治体によって異なりますので、公式サイトをチェックするほか、パンフレットを取り寄せたり問い合わせたりして確認してくださいね。

まとめ

子どもの性格や家庭の状況によっても、選ぶべき預け先は違います。子どもの将来にも関わる大きな選択ですので、いろいろな視点から考えて選びましょう。また、申し込む前に園の雰囲気をチェックすることも大切です。子どもを連れて気軽に見学してみてはいかがでしょうか。

参考:
幼稚園・保育園・認定こども園の違い|E-LIFE
よくわかる「子ども・子育て支援新制度」|内閣府
認定こども園概要|内閣府

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