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子どもは車に酔いやすい?薬なしでできるおすすめの車酔い対策

2018,03,13

子どもは大人よりも車酔いしやすいと言われています。しかし、車酔いには事前にできる対策がたくさんあります。また、車酔いしてしまっても、軽いうちならば薬を使わない対処法もあります。子どもの年齢や好みに合わせて、いろいろ試してみてください。

「子どもが車に酔いやすいので、車での帰省や遠出はなかなか難しい」というパパやママはいませんか? 移動には車が楽な場合でも、子どもが車酔いすることを考えると車の利用を躊躇する人は少なくないでしょう。その一方で、園や学校ではバスで遠足に行く機会もあるので、車酔いの対策を考えたいものです。そこで今回は、薬を使わないでできる子どもの車酔い対策をご紹介します。

子どもは車に酔いやすい

子どもは大人よりも車酔いしやすいと言われています。本当でしょうか?

車酔いはどうして起こるのか?

車酔いは、車の揺れや走行が大きな原因になっています。車に乗っていると、目で見える景色は動いており、目からは自分は動いているという情報がどんどん更新されていくのに対して、耳の奥にある三半規管からは自分は動いていないという情報が伝わるからです。この感覚のズレが車酔いの原因であり、このズレを少なくしていくことが車酔いへの対策になります。

子どもは大人よりも車に酔いやすい

子どもが大人よりも車に酔いやすいというのは本当です。これは、揺れに慣れていないことと、小脳が外部からの刺激に敏感になっていることが原因と言われています。3歳くらいまでは小脳が未発達なことから車酔いをしにくいようですが、4歳前後から小脳が発達し始めて、20歳ごろまでは小脳が未熟な状態であるために、大人よりも車酔いしやすい状態にあります。

車酔いしやすい条件

同じ人でも、車に酔うときと酔わないときがあります。これは、車酔いしやすい条件というものがあるためです。個人差も大きいですが、次のような状態のときは、車酔いしやすいので気を付けましょう。

  • 体調:睡眠不足、空腹、満腹、疲れなどで体調が悪いとき
  • 車内での行動:変な姿勢でいる、緊張している、車内で本やテレビを見ている、携帯ゲームをしている
  • 車内の状態:車内の温度や湿度が不快、車内のにおいがきつい、空気が汚れている
  • 道の状態:カーブの多い道や揺れる道が多い
  • 心理状態:車酔いすると思い込んでいる、心配ごとがある、過去にひどい車酔いで苦しんだことがある

車に乗る前にできること

車酔いを防ぐために、車に乗る前からできる対策があります。事前に少し工夫するだけで車酔いを抑えられるので、ぜひ試してみてください。

揺れに慣れさせる

子どものころ、ブランコやシーソーで酔った人もいるでしょう。しかし、遊んでいるうちに揺れに慣れて、楽しめるようになったはずです。ブランコなどのほかに、すべり台や鉄棒、マット運動なども揺れに慣れるための訓練になります。揺れに慣れれば、車にも酔いにくくなるのです。

子どもなら公園で遊ぶことも多いでしょう。普段から遊具で遊ぶことで、楽しみながら揺れに対する耐性をつけてもらいましょう。

体調を整えさせる

睡眠不足や疲れは自律神経を乱し、車酔いしやすくなります。出かける前夜は興奮してなかなか寝られない子どももいますが、なるべくしっかり寝かせるようにしてください。

乗車時に、空腹状態や満腹状態にさせることも避けましょう。空腹でも満腹でも自律神経が不安定になるため、酔いやすくなります。消化の良いもので軽くお腹を満たしておいてあげましょう。長時間のドライブの場合には、空腹になったときのために、あめやラムネ菓子などを持たせるのもよいでしょう。

安心させる

「今日は絶対酔わない!」という自信を持つと酔いにくくなります。「今日は楽しいお出掛けだから大丈夫」「運転が上手だから大丈夫」など、子どもが「大丈夫」と思える言葉をかけてあげてください。

小さなラムネ菓子のような、薬に見えるものを与えて「酔い止めを飲んだ」と思わせるのもいい方法です。

車内の環境づくり

少しでも快適にドライブできるように、車内を事前に掃除し、換気や消臭、温度調節などにも気を付けておきましょう。ガソリン、においの強い食品、エアコンのカビのにおいなどでも酔いやすくなるので、しっかり換気しておきましょう。

座る位置でも酔い方は異なります。バスのような大型車では、タイヤの上ではなく、バスの真ん中あたりの座席を選ぶと、揺れも少ないので酔いにくいでしょう。

助手席に座ると車の動きと目からの情報が一致しやすいので、かなり酔いにくくなります。助手席から、横ではなく前方を見ることが酔いにくくするコツです。ただし、助手席にチャイルドシートが付けられない車種もありますので、気を付けてください。

車に乗ってからできること

車中でできる対策、そして、途中で酔ってしまったときに酔いをおさめるためには、次のような方法があります。

何か飲ませるか食べさせる

ものを食べたり飲んだりすることで三半規管の調子が整います。食べ物は、ガムやスルメなど、よくかむものがおすすめです。好みのものを探してみてください。自律神経を整える炭酸水も効果的です。

ただし、かんきつ系の食べ物や飲み物は胃酸を分泌させ、逆に酔いやすくなるので避けた方がよいと言われています。

リラックスさせる

車内では、きつい衣服は緩め、深呼吸してリラックスさせましょう。窓を開けて涼しい風に当たらせるのもおすすめです。外がまぶしいときには、サングラスを使って光刺激を抑えてあげましょう。

遠くを眺めさせる

走行中は、なるべく遠くを眺めるように伝えましょう。

反対に、読書や携帯ゲームなど、一点だけを見つめるような行動をしていると酔いやすくなります。子どもが飽きてくるとDVDやTVを見せたくなるかもしれませんが、車酔い対策としては、なるべく見せない方がよいでしょう。

気を紛らわせる

車酔いのことばかり考えていると、余計に酔いやすくなります。ほかのことで気を紛らわせてあげましょう。小さい子どもなら手遊びやしりとりなど昔ながらのゲームをしたり、おしゃべりしたり、音楽を流して歌ったりするなど、一緒に何か楽しいことをしてあげると効果的です。楽しんでいれば、時間が過ぎるのも速くなります。

ツボを刺激してあげる

手首の手のひら側から3cmほど肘の方向に、自律神経を整える「内関(ないかん)」というツボがあります。「酔い止めのツボ」として有名です。ここを指で押すと、効果があると言われています。

子どもが自分で押すのは難しいですが、専用のリストバンドも売っています。酔いかけたときに早めに使うと効果的です。

安全運転する

急発進や急ブレーキ、大きく曲がるなど、乱暴な運転をすると、車が大きく揺れて車酔いしやすくなります。車酔いさせない運転とは、スムーズで安全な運転のことです。

通常は、自分の運転で酔うことはありません。そのため、自分のどのような運転で酔いやすいのか、運転者には分かりにくいことがあります。子連れドライブの際に、子どもが酔っているようならば、同行者が運転者にあまり揺れないように運転するよう伝えてあげてください。

まとめ

子どもの車酔いも、個人差が大きいものです。また、完全になくすことはできないかもしれません。しかし、ご紹介した方法は、どれも一定の効果が期待できるものばかりです。入園・入学したら、子どもだけでバスに乗る機会も多くなります。できれば、子どもが自分でできる対策も教えてあげてください。いろいろな対策をしているというだけでも、子どもは精神的に安心でき、酔いにくくなるでしょう。

参考:
5.乗り物酔い|JAFナビ
酔い止めがなくても大丈夫! 車酔いを防ぐための7つの対策|マイナビトラベル
子供の乗り物酔いはなぜ起きる? 原因・予防・対策も紹介!|いこーよ

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