冬キャンプ用のテントを選ぶときのポイント【素材・形・サイズ】

2023.01.22
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焚き火や雪遊びといった冬ならではの楽しみが味わえるのが冬キャンプです。

ただ、楽しみが多い冬キャンプで最も注意したいことが寒さの問題です。厳しい寒さを感じてしまっては、冬ならではの楽しみも楽しさが半減してしまいます。

そこで今回は冬キャンプで快適に過ごせるような「テント選び」についてのポイントや、取扱い時の注意点について解説します。

 

冬キャンプのテントの選び方

冬キャンプのテント選びでは以下のようなポイントに注意しましょう。

 

スカートが付いているか

テントのスカートとは、フライシートの下側から地面へと伸びている部分をいいます。スカートがあることで、外気が入りにくくなったり、内部の暖気が逃げにくくなったりする効果が得られます。

スカートの有無でテントの保温性が高くなるため、冬キャンプのテントには欠かせない機能のひとつです。

 

ダブルウォールのテント

冬キャンプでは屋外とテント内の温度差が大きいため、テントの中に結露が発生しやすくなってしまいます。ダブルウォールのテントはアウターテントとインナーテントがあり、居住スペースと屋外に空間が生まれます。そのため、シングルウォールテントよりも屋外とテント内の寒暖差が少なくなり、結果として結露しにくい環境になります。

さらにダブルウォールのテントは冷たい外気を防いでくれる役割もあるため、冬キャンプに適した構造となっています。

 

ツールームタイプがおすすめ

冬キャンプでは屋外が寒いため、テント内で過ごすことが多くなりがちです。そのため、居住スペースが一体となっている、ツールームタイプのテントがおすすめです。

ツールームテントは屋根があるため、暖房器具の熱源を外へ逃がすことなく暖まることが可能です。就寝時にもとくに片付けたりする手間もいらず、すぐに就寝できます。

ツールームテントを選ぶ際、冬キャンプは荷物が多くなるため車は少し大きめのものを用意しましょう。

 

コットン製のテントを選ぼう

天然素材であるコットンは、繊維内に空気の層を作り出してくれます。空気の層が生まれることで、保温性が高くなり、外の冷たい冷気を防いでくれる効果も期待できます。またコットンは通気性が高いため、テント内の結露を防いでくれます。

さらにコットンは、化繊よりも火の粉に強い素材のため、テントに近い場所で焚き火をやっても穴が空きにくく安心して焚き火を楽しめます。

 

ベンチレーションが複数付いている物

冬のキャンプではテント内で、ストーブを使用したときや、調理を行ったときに一酸化炭素が発生することがあります。一酸化炭素がたまってしまうと一酸化炭素中毒になりかねないため、小まめな換気を行う必要があります。

ベンチレーションがあると空気の循環を良くすることができ、効率的に換気を行えます。また、換気を行うことでテントが結露することを防げます。

 

冬キャンプでのテント取扱いの注意点​​​​​​​

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冬キャンプでは雪などの影響もあって、テントを扱う上で注意する点がいくつかあります。

 

使用後はしっかりと乾かそう

冬キャンプのあとは、雪や結露などの影響でテントが濡れてしまうことがほとんどです。キャンプ場で乾かそうとしても、曇っていたり、太陽の位置が低いためなかなか乾かせなかったりします。そのまま濡れたテントを持ち帰って、濡れたまま保管することはテントへダメージとなってしまいます。

濡れたまま保管すると1週間程度でもカビが発生したりすることもあるため、帰宅してから早めに乾かすようにしましょう。

長時間テントを使用しないのであれば、有料ではありますがテント乾燥サービスを利用することも手段のひとつです。

 

一酸化炭素中毒に注意

寒さの厳しい冬キャンプでは、ストーブを使用することが必須といっても過言ではありません。ストーブを使用するうえで注意したいのが一酸化炭素中毒です。一酸化炭素はストーブなどが不完全燃焼したときに発生する気体で、吸い続けると頭痛やめまいを引き起こし、重症の場合だと意識を失い死に至ることもあるとても危険なものです。

一酸化炭素中毒を防ぐには、小まめな換気を行い空気を入れ替えることと、一酸化炭素チェッカーを利用することです。一酸化炭素チェッカーは目に見えない一酸化炭素が充満すると、警報音を出して警告して知らせてくれます。便利なアイテムですが、正常に動作しないと意味がないため、使用上の注意を守って動作確認をしたうえで使用開始しましょう。

 

結露対策を行おう

冬キャンプではテントの外と、内側の気温差によって結露が発生することが多々あります。また、テント内に湿度が滞留することも結露の原因となりうるため、ベンチレーションを開放するなどして、小まめに換気を行うようにしましょう。

また、テントを大きいサイズに変えることも結露対策のひとつになります。なぜなら人が呼吸の際に排出する呼気にも水蒸気が含まれているためです。大きいテントであればテント内の空間が大きくなり、人の呼吸で発生する水蒸気の影響が少なく済みます。そのため、使用する人数よりも少し大き目のテントを選びましょう。

他には速乾性のタオルを用意しておきましょう。速乾性のタオルがあれば、結露がおきてもすぐにふき取ることができます。すぐに拭くことで、撤収時にテント乾燥の手間も軽減できます。

 

冬用テントで冬キャンプを成功させよう!

今回は冬キャンプ用のテントを選ぶポイントやテントの取扱いの注意点を解説しました。

冬キャンプを成功させるためには、冬用テントは欠かせないアイテムです。今回ご紹介したようなベンチレーションが豊富だったり、コットン性だったりというように、冬に適した特徴のあるテントを選びましょう。

しかし、どんなに選ぶポイントがわかっていてもやはりどんなテントがよいのか決めきれない方もいるかと思います。そんな方には「STORYCA」をおすすめします。STORYCAでは、季節に合ったアイテムをスタッフが厳選したものをレンタルできるサービスとなっています。そのため自分で頭を悩ませてアイテムを選ぶ手間が軽減されます。

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キャンプのシーンに適した車両も一括でレンタルできるため、道具を積んだり片づけたりすることもなく、キャンプに専念できます。

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この記事を書いた人

アルパイン マーケティング

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