自立式ハンモックは、スタンドが付属されているため、ベランダや庭、さらには室内でも設置が可能です。大きなスペースがあれば、簡単に組み立てることができます。構造がシンプルなため女性一人でも設営が容易なのも大きなメリットです。しかし、スタンドがあるため持ち運び時にはそれなりの重さがあります。キャンプ場などへの移動を想定している場合は、大きさや重さを考慮に入れると良いでしょう。

●ハンモックチェア

ハンモックチェアは、室内やベランダでのパソコン作業や読書、リラックスタイムに最適です。他のハンモックと比較してコンパクトに設営でき、限られたスペースでも快適に利用できます。さらに、多くのデザインが室内のインテリアにもマッチします。アウトドアでの使用も可能ですが、解体や組み立てするのに工具を用意する必要があります。また、完全に横になることは難しいので、就寝には不向きになります。

素材による特性

ハンモックにはさまざまな素材があります。コットン、パラシュートシルク、ハマクテックによる素材の違いをみていきましょう。

●コットン

焚き火をよくする方や素材の肌触りを重視する方には、コットン素材のハンモックが適しています。コットンは燃えにくく耐久性にも優れているため、頻繁に焚き火をする方には理想的な素材と言えます。さらに、肌触りが良い特性があるので、肌触りを重視する方にもピッタリです。ただし、雨には弱いというデメリットがあるため、雨天でもハンモックを楽しみたい方には別の素材がおすすめです。

●パラシュートシルク

長時間のハンモック泊や頻繁にキャンプをする方には、パラシュートシルク素材が最適です。ナイロン製のパラシュートシルクは、耐久性と弾力性に優れているため、長時間使用しても劣化や傷がつきにくいのが特徴です。また、軽量かつコンパクトに持ち運べるのも大きなメリットとなります。

●ハマクテック

ハマクテック素材は、紫外線に強く、雨天下でも使えるというメリットがあります。このため、太陽の下でのキャンプをよく行ったり、ハンモック泊を頻繁にする方には最適な素材となります。ただし、化学繊維であるため肌触りは少々劣ります。肌触りも重視する方は、他の素材の選択を考慮してみてください。

ハンモックの安全な設置方法と注意点

ハンモックの楽しみを全うするためには、適切な設置方法と安全な使用が不可欠です。正しい木間距離と高さの選択、安全にハンモックを使うためのアドバイス、そして天候や場所による設置方法の違いについて見てみましょう。

木間距離と高さ

ハンモックを設置するためには適切な木間距離と高さが必要です。理想的な木間距離はハンモックの長さの1.5倍程度で、高さは地面から約1.2～1.5メートルがおすすめです。適切な木間距離を保つことで、ハンモックが適度なカーブを描き、体にフィットすることで快適さが向上します。しかし、木間距離や高さは使用するハンモックの種類や個々の好みにより調整が必要な場合もあります。

安全なハンモックの使用

ハンモックの使用中は、常に安全を考慮しなければなりません。ハンモックを木に吊るす際は、おもわぬ倒木などを避けるため、木の健康状態を確認し、強固な部分に繋げるようにしてください。また、ハンモックの素材や構造を確認し、使用人数や重量制限を超えないように注意しましょう。ハンモックから落下したり、破損してしまう事故を防ぐためです。

天候や場所に応じたハンモックの設置方法

ハンモックの設置は、天候や場所により異なる注意が必要です。雨天時には、ハンモックの上部にタープを設置することで、水滴の侵入を防げます。また、木の生い茂っている場所に設置すれば、太陽や多少の雨の要望となります。

ただ、場所によっては、そもそもハンモック使用が制限されている場合もあるので、キャンプ上のルールは事前に確認しましょう。

ハンモックでゆったりと過ごそう！

ハンモックは、自然と一緒にゆったりとした時間を過ごすための最適なツールです。ハンモック選び方や設置方法、使用時の注意点を押さえ、自分に合った最良のハンモックを選ぶことが大切です。そして、まずはハンモック体験から始めてみたい方には、STORYCA FunRent でのハンモックレンタルがおすすめです。

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