設営はとっても簡単。キャンプの必需品・タープの設営方法をご紹介

2022.06.15
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日差しや雨を遮り、居心地のよいリビングを確立
タープはキャンプのマストアイテム

 タープとは、自然の中につくる布製の屋根のこと。寝室としての性格が強いテントとは異なり、日差しを遮ったり雨や風をしのいだり、チェアでくつろいだり食事をしたりと、自然の中で過ごすキャンプにおいて“快適なリビングスペースを確立する”、という役割りがあります。日差しが強烈な夏場は、気密性の高いテントの中は特に高温になりがち。そんな時に風通しもあるタープは、日焼けや熱中症の対策としても役に立ちます。
 このようにキャンプのマストアイテムと言えるタープは、STORYCAの各車にもしっかり装備として組み込まれています。今回はその設営方法をご紹介いたします。

 

 

手軽さとおしゃれな見た目で大人気。STORYCAのタープはノルディスク

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 STORYCAでは、ファミリーキャンプ向けのデリカD:5に人気ブランド・ノルディスクの「カーリ ダイヤモンド20」を、またデュオキャンプ向けのエクストレイルにも同じくノルディスクの「カーリ ダイヤモンド10」を装備しています。タープは形状によって様々なタイプがありますが、これらはウイングタープと言われ、ひし形をしています。2本のポールとロープだけで張ることができ、設営が簡単というメリットがあります。またコンパクトに収納できるのも特徴です。
 2つの違いはサイズ(対応人数)だけで、張り方や使い方はまったく同じ。今回は「カーリ ダイヤモンド10」を使って、設営の手順をご紹介していきます。

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「カーリ ダイヤモンド」の設営方法を大公開

1:テントや太陽の位置を考え場所を決める


まずは設営場所を決めましょう。タープはテントに隣接する位置に張るのが基本で、テントの入り口に隣り合っていると、陽射しや雨にさらされることなくタープ内に移動できるのでオススメです。日除けとしての役割りを最大限に活かすため、太陽の通る位置も考慮してくださいね。

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2:タープを二つ折りで展開


場所が決まったら、袋から取り出したタープを二つ折りの状態で広げます。この時、ノルディスクのロゴマークがない角を、二つ折りにしてください。

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3:ポールとガイドロープを差し込む


次にヌンチャクのようになっているポールを連結します。これを2本作ったら、折られた角にあるハトメにポールを差し込み、ポールの先端にガイドロープの輪っかを引っ掛けます。ここまでできたらポールが抜けないように注意しつつ、一度地面に倒しておきます。

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STORYCAデリカD:5には、ノルディスクのテントも装備。このテントとタープを連結させる場合は、ポールは1本だけ使用し、反対側のハトメはテント入り口のAポールの先端に引っ掛けてください。

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4:ガイドロープをペグダウン


ガイドロープを固定していきます。ポールの先端に引っ掛けたガイドロープを約90度の角度でY字に開き、先端を地面にペグダウン。ペグが抜けないようしっかり打ち込んでください。

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5:ポールを立ち上げる


ガイドロープを左右合計4箇所ペグダウンしたら、ポールを1本ずつ立てていきます。タープのハトメとポール、またポールとガイドロープの輪っかが抜けないよう注意しながら立ち上げてください。

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6:残った対角のタープも張る


2本のポールを立ち上げたら、固定されていない2箇所の角にあるハトメにガイドロープを通し、そのロープを引っ張ってタープを展開。しっかりテンションがかかったところでペグダウンします。

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7:ピンと張って完成!


最後は各部の調整作業です。タープを引っ張り合うように、2本のポールがやや外側に倒れるようにすると、より安定します。最後にすべてのガイドロープにしっかりテンションがかかるように自由金具で長さを調整したら、設営完了となります。いかがでしたでしょうか?

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タープはマストアイテム。上手に使って極上のキャンプ体験を!

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 以上のように、タープの設営は思いの外簡単です。ガイドロープやポールが抜けないように注意すれば、誰でも設営できると思いますので、初めての方もぜひ挑戦してください。
 ただ、風が強い時などは設営時に煽られることもありますし、固い地面ではポールが立たなかったりペグが浅かったりして、安定感が損なわれることがあります。状況や環境はしっかり見極めてください。ノルディスクの「カーリ ダイヤモンド」はコットン製のため、ある程度の難燃性を備えています。とはいえ火が直接触れたり火の粉が付着するのは避けた方が良いので、焚き火台の位置や風向きにも気を使いましょう。

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 これらいくつかの注意点を守っていれば、タープはキャンプをより快適に、より良いものにしてくれます。ガーランドやスリングライトで飾り付ければ、インスタ映え度も格段にアップ。また、焚き火を囲んでお酒を飲んだり、普段は話せないことを語り明かしたり……、タープの使い方はあなた次第。ぜひ充実のキャンプ体験を送ってください。

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この記事を書いた人

STORYCA 編集部

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