【初心者向け】車のDIYで揃えておきたい工具と工具選びの注意点

2022.06.04

車のDIYをしてみたいけれど

「必要な道具がわからない」

とお悩みの方もいるのではないでしょうか。たしかに、車のDIYで使用する工具は行う作業によってさまざまな種類やメーカーがあり、何から選んでよいのかわからなくなってしまいがちです。

そこで今回は車のDIYで揃えておきたい、基本的な工具と役割について解説していきます。

 

車のDIYのメリット

車のDIYを行うことで以下のようなメリットが期待できます。

 

工賃を節約できる

車のDIYを行う最大のメリットが、工賃が掛からないということです。通常、車屋さんへカーナビやETCの取り付けを依頼した場合、時間で料金がかかってきます。作業時間が長ければ長くなるほど、工賃も高くなるのです。

一方自分でDIYを行えば、時間は掛かったとしても工賃は発生しません。浮いた料金分でワンランク上の部品を購入できることでしょう。

 

車に愛着がわく

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車を自身の手でいじることで、より一層車への愛着が湧くことでしょう。事実としてDIYの中には難しい物や、複雑なものもあります。しかし、作業が難しくても終わったころには達成感が大きく、嬉しさもひとしおです。

自身がDIYを行った車両でドライブに行くことで、さらに楽しめそうですね。

 

車の知識が身につく

車のDIYを行うことで、必然と車の知識も身についてきます。たとえば、エンジンオイルの交換作業でも、オイルパンの存在を知ることができ、オイル漏れなどについても学ぶことが可能です。

オイル漏れの知識があれば、万が一漏れがあったとしても早めに気が付けますし、異変がある個所をある程度特定できれば、修理依頼の時もスムーズに車屋さんとやり取りができます。

 

車のDIYで必要な工具​​​​​​​

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車のDIYを行う場合、さまざまな道具が必要になります。工具が一式揃っている工具セットを買うこともできますが、工具セットにはあまり使用頻度が高くないものもあり、せっかく購入しても無駄になる場合もあります。

以下のようなものが車のDIYで優先的に揃えておきたい工具です。

 

ドライバー

一般家庭にもあるようなドライバーも、車のDIYでは不可欠な道具です。プラスドライバーとマイナスドライバーがありますが、プラスドライバーのほうが使用頻度は高いでしょう。

プラスドライバーの中でも、とくに使用頻度が高いものが2番ドライバーです。

エンジンルームなどの狭い場所で作業を行う場合は、柄の部分が短い「スタビードライバー」があると便利です。

 

ラチェットレンチ、ソケット

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ラチェットレンチもプラスドライバー同様、車のDIYでは使用頻度が高い工具です。ラチェットレンチにはソケットの大きさもさまざまなうえ、ソケットをはめる部分の大きさにも種類があります。

小回りが効き狭い場所で活躍する1/8インチ、大きくて力を入れやすい1/2インチ、そして中間サイズでもっとも汎用性が高い3/8インチなどのサイズがあります。

DIY初心者の場合は、もっとも一般的な3/8インチのサイズを選んでおけば間違いないでしょう。

 

スパナ

ラチェットレンチと同じようにボルトの締め付けなどに必要なものがスパナです。スパナと同じような工具にめがねレンチなどもあります。

レンチにはサイズがさまざまありますが、8・10・12・14mmあたりが使用頻度が高いサイズになります。

 

内張りはがし

内張りはがしは車内の内装を外す際に使用します。なくても対応出来る場合もありますが、内張りはがしがあると作業効率がアップできます。また内張りはがしはプラスチックのものも多く、内装に傷を付けることなく外すことが可能です。プラスチック製のものは安価で手に入れやすいためおすすめです。

 

ラジオペンチ

ラジオペンチはケーブルのクリップなどを外すときに使用します。先端が細い形状のため、狭いエンジンルームなどで便利な道具です。先が曲がっているラジオペンチもあり、より狭い場所での作業が可能になります。

 

電工ペンチ

電工ペンチは電装品などを取り付ける際に役立つ道具です。配線の切断から被覆を剥いだり、ギボシ端子を圧着したりできます。ダッシュボードの裏など目立ちにくいところから電源供給する場合に必要な工具となります。

車の電気系統のDIYで何かと重宝します。

 

工具選びの注意点

近年工具は100円ショップやホームセンターなどさまざまな場所で購入できますが、どのようなものでも良いわけではありません。以下のような注意点をおさえましょう。

 

工具は必要なものを買おう

車のDIYで使う工具にはセットで販売されている物もあります。しかし、実際にはすべての工具を使うことは少なく、プラスドライバーやラチェットレンチなど、特定の工具の使用頻度が高くなりがちです。

そのため、まずは必要な工具を揃えるようにしましょう。

有名メーカーの工具をセットで購入するとなると数万円するなど、高額になることも理由のひとつです。

まずは必要最低限の工具を揃えていき、徐々に工具の数を増やしていくほうが良いでしょう。

 

安すぎる工具には注意を

工具は現在さまざまな場所で購入できますが、安すぎる工具には注意が必要です。とくに足回りのボルトなどをラチェットで回す際に、あまり安い工具では「舐める」ことがあります。舐めてしまうとボルトの角が丸まってしまい、ソケットがうまくかからなくなることがあります。

ドライバーも同様で、精度の低い工具だとねじ頭を舐めてしまうことがあるため注意が必要です。

基本的に工具は少々割高だとしても、有名メーカーのものを用意すると安心できます。

 

安全な場所でDIYしよう

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車のDIYを行う場合、安全な場所で行うことが大前提です。ただタイヤ交換を行うにしても、砂利の上や土の上で行うことは危険です。ジャッキアップを行うことで地面に負荷がかかり、沈み込んだり、最悪の場合車が傾いてしまったりする危険性があります。

その他にも手や足を挟まれたりすることも考えられるため、平坦なコンクリートの上など安全な場所を確保してDIYを行いましょう。

 

「ギアガレージ」では工具をまとめてレンタルできる!

今回は車のDIYで揃えておきたい工具や、工具選びの注意点を解説しました。

車のDIYを行うにあたって、さまざまな工具が必要になります。ただ、すべて買い揃えるとなると購入費用がかさむことでしょう。そこで「ギアガレージ」がおすすめです。

「ギアガレージ」とはアルパインが提供する、パーソナルな貸しガレージです。DIYで必要となる工具一式のレンタルと、快適なDIYスペースの2つが1つのパッケージとなっています。室内なので全天候対応で、空調も完備。さらに、工具を一式借りられるため、ひとつひとつ工具を用意したり、保管したりする手間がありません。

ギアガレージを利用して、初めてのDIYに踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

 

この記事を書いた人

アルパイン マーケティング

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