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シビックの盗難防止に必須!
効果的な防犯対策3選

2025.06.10
愛車見守り
ホンダ・シビックのイメージ

近年、日本国内における自動車盗難の手口は高度化しており、特にスポーツ性能と人気を兼ね備えたホンダ・シビックは、犯罪者に狙われやすい車種の一つとなっています。

特にタイプRなどの高性能グレードは国内外で高い需要があるため、車体そのものや部品を目的とした盗難リスクが極めて高い状況です。

 

こうした背景のもと、オーナーとしては「盗まれないための備え」が欠かせません。そこで、今回は、シビックの盗難を未然に防ぐために効果的な防犯対策を3つ厳選し、それぞれの特徴と導入ポイントについて詳しく解説します。

 

なぜシビックは盗難されやすいのか?|3つの主要な理由

ホンダ・シビックが自動車盗難のターゲットになりやすい理由には、複数の要因が複雑に絡み合っています。

ただ人気があるというだけでなく、「狙われる合理的な理由」が存在します。以下では、シビックが盗難リスクの高い車種とされる背景を3つの観点から詳しく解説します。

 

高性能かつ希少なグレードが存在する

シビックには、通常グレードに加えてスポーツ志向の「タイプR」などの高性能モデルが存在します。

これらのモデルはターボエンジンや専用サスペンション、ブレンボ製ブレーキなどの高級部品を搭載しており、海外マーケットやチューニング業界からも熱い注目を集めています。

 

特に限定生産のモデルや過去の名車(例:EK9、FD2、FK2、FK8など)は、生産が終了していても価値が下がらず、部品取り目的での盗難も後を絶ちません。

 

中古市場での流通価値が高い

シビックは耐久性や走行性能が評価されており、国内外問わず中古車市場での需要が非常に高い車種です。

特に海外では、日本製のスポーツカーや右ハンドル車をプレミア付きで取引する文化があり、東南アジア・中東・アフリカ諸国などで密輸ルートが確立されているケースもあります。

 

盗難車両をコンテナに積んで短時間で海外に持ち出されてしまうと、追跡は困難になり、事実上の「完全消失」となってしまいます。

 

防犯意識のギャップを突かれやすい

シビックのオーナー層は比較的若年層や走りにこだわるユーザーも多く、チューニングやドレスアップに注力している一方で、防犯対策にはそれほど重点を置いていないケースもあります。

純正セキュリティのみで安心してしまうことも少なくありません。

 

また、ハンドルロックやGPS追跡装置などを後付けで導入していない車両が多いため、窃盗団にとっては「仕事がしやすい車」と見なされてしまうのです。

 

愛車シビックを守ろう!効果的な防犯対策3

 

ホンダ・シビックのイメージ

 

上記でご紹介したように、シビックは比較的盗難リスクの高い車です。「まさか自分の車が…」と油断していると、ある日突然、大切な愛車が姿を消してしまうことも珍しくありません。

だからこそ今、シビックオーナーには“盗ませない”ための意識と対策が求められているのです。

 

ここでは、愛車を守るために今すぐ実践できる防犯対策を3つ厳選し、それぞれの効果や導入のポイントについて詳しくご紹介します。

安心してカーライフを楽しむために、ぜひ参考にしてみてください。

 

1.ハンドルロックの導入で物理的な抑止力を高める

まず基本として有効なのが、ハンドルロックの取り付けです。これはステアリングホイールに金属製のロックバーを取り付けて、ハンドル操作そのものを不可能にする器具であり、物理的に車両を動かせなくする役割を果たします。

 

特に効果的なのは、赤や黄色など目立つ色の製品を使うことです。視覚的にも「防犯意識が高い車」であると示すことができ、犯行の抑止につながります。

 

さらに、ハンドルロックは破壊に時間がかかるため、盗難犯にとっては「手間のかかる車」という印象を与えます。

現代の自動車盗難は短時間での犯行が前提のため、時間がかかるだけでターゲットから外される可能性が高まります。

 

2.スマートキーの盲点を突くリレーアタック対策

現代の車両に多く搭載されているスマートキーは、利便性の高さゆえに防犯面でのリスクも抱えています。特に問題となるのがリレーアタックという手口です。

 

これは、スマートキーが発する微弱な電波を特殊な機器で傍受し、それを中継して車両側に「キーが近くにある」と誤認させてロック解除・エンジン始動を可能にするものです。玄関近くにキーを置いておくだけでも盗難に遭う恐れがあります。

 

  • このリレーアタックを防ぐには、以下のような対策が有効です。

  • 電波遮断ポーチ(スマートキーケース)を使用する

  • スマートキーの電波をオフにできる機能がある場合は設定する

  • 夜間や駐車時は家の中心部や金属製の容器にキーを保管する

 

特に遮断ポーチは手軽かつ確実な方法であり、数千円程度で購入できることから、コストパフォーマンスも優れています。

 

3. GPS追跡装置で「万が一」に備える

防犯対策は予防が基本ですが、もし盗難が発生してしまった場合でも、早期発見と迅速な追跡ができる仕組みを持っておくことが重要です。そこで注目されているのが、GPS追跡装置の設置です。

 

GPS装置を車体に隠して設置することで、車両の現在位置をリアルタイムで把握でき、警察への通報や早期回収につなげることが可能になります。中にはスマートフォンのアプリと連携して、異常を検知すると即座に通知を送る機能を持つ機種もあります。

 

以下のようなシーンで大きな効果を発揮します。

 

  • 駐車中に車が移動された際のアラート受信

  • 車両が盗まれた場合の位置追跡

  • 移動履歴の記録による犯人の行動解析

 

高性能な機種になると月額料金がかかる場合もありますが、近年では買い切り型の安価なGPSロガーも増えており、選択肢は広がっています。

 

まとめ

シビックが盗難されやすい理由は、単に「人気だから」という一言では片付きません。むしろその人気と高性能がもたらす「価値」が、プロの窃盗犯にとって魅力的なターゲットとなっているのです。

 

大切なのは、「自分の車は狙われる可能性がある」という意識を持ち、下記のような対策を講じることです。

 

  • スマートキー対策(電波遮断)

  • ハンドルロック等の目に見える物理防御

  • GPS追跡装置による盗難後の対応

 

シビックオーナーとして、自分の愛車を守る責任を持ち、現実的かつ効果的な対策を重ねることが、もっとも確実な防犯手段といえるでしょう。

 

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この記事を書いた人

アルパイン マーケティング

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法人向けの車両位置情報管理システム【Where Mobi】
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