キャンプデビューで失敗しないための8つの注意点

2022.06.15
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キャンプでは慣れている中級者、上級者でも思わぬ失敗してしまうことがあります。

経験のないキャンプデビューしたての方では、なおさら失敗する可能性は高いと言えるでしょう。せっかくの楽しいキャンプでも、一つの失敗をきっかけに気分が落ち込んでしまうこともあります。

そこで今回の記事では、キャンプデビューするにあたって、失敗しないための7つの注意点をご紹介します。

 

①キャンプ場はオートサイトかフリーサイトか

まず失敗しがちなものが、キャンプ場の形状の確認を怠ってしまうことです。

車を横付けできるオートサイトを想定していたのに、実際は車が乗り入れることができないフリーサイトだと、大きく予定が狂ってしまうことでしょう。

カートなどの荷物を楽に運ぶ手段がないと、荷物をすべて手運びしなくてはなりません。

テントをはじめ、チェアやテーブルコンロなど、すべてを手運びとなるとかなりの重労働となってしまいます。オートサイトかフリーサイトかを確認して、必要に応じてカートを持参すると、荷物をスムーズに運搬できます。

また、サイトによってはリアカーの貸し出しを行っているところもありますので、事前に情報収集し荷物を搬出する方法を決めておきましょう。

 

②テント、タープの設営について

テント、タープの設営は初心者の方には難易度が高く、手間取ってしまいがちな作業です。

テント設営で時間がかかってしまっては、せっかくの楽しいキャンプも楽しさ半減となりますし、くつろげる時間も短くなってしまいます。さらには風の影響や突然の降雨など、自然の影響を受けると作業効率が落ちることも考えられます。

組み立て方は取扱説明書や、メーカーサイトの動画などであらかじめ確認しておき、ガイロープもテントに取り付けておくと組み立て時間を短縮することができます。

また、テントとタープを設営する場所にも注意が必要です。区画のないフリーサイトではサイト内に自由に設営できますが、「水はけがよいか」は優先的に確認が必要です。

水はけが悪いと突然の雨でテント内に浸水してしまったり、ギア類が泥まみれになることもあります。テントの設営前にしっかりと地面の状況を観察し、粘土質の地面は極力避けて、水はけがよさそうな場所に設営しましょう。

 

③忘れ物がないか

キャンプで多い失敗のひとつが忘れ物の問題です。

キャンプでは持っていくアイテムが多いので、みなさんも何かしら忘れた経験があるのではないでしょうか。特にテントやチェアなどといったものは必需品なので、忘れてしまうとキャンプを続行することが難しくなったりもします。

必ず忘れないように持ち物のチェックシートを使ったり、スマートフォンで持ち物をメモしておくなどの対策をしておきましょう。

また、「目に見えない箇所」もしっかりと確認が必要です。例えばガス缶が入っているか、電池の残量は十分かなどです。実際に使って見ないと分からない部分も多いので、キャンプへ行く前に確認しておきましょう。

 

④寒さ対策は十分か

キャンプ場は山あいにあることが多いです。そのため、道中の市街地は暖かくても気温が異なることがあります。

さらに夜になると、気温はかなり落ち込んでいきます。特に春先や秋冬の夜は暖房がないと厳しいほど寒くなることがあります。

暖かくなってきた時期でもフリースなど重ね着できるものを余分に持っていくことや、冷えてきたらすぐに羽織れるブランケットなどもあると便利です。寒さは思ったよりも身体に堪えるので、十分すぎるほど準備しておいたほうが無難です。

 

⑤火の扱い方

キャンプでの楽しみと言ったら「焚き火」と答える人も多いでしょう。炎を眺めているだけで日常とは異なる時間を楽しめたり、雰囲気も盛り上がるのが焚き火の魅力です。

しかし、注意しておきたいのが焚き火から出る「火の粉」です。焚き火では思わぬ火の粉が飛んでしまうことがしばしばあります。

特にタープの真下で焚き火を行ってしまうと、難燃素材でないタープの場合簡単に穴が空いてしまったり、最悪の場合は燃えてしまったりといった事態が想定されます。

焚き火を楽しむ際はテントやタープから3〜5m程度離れることや、風が強い日は諦めるといった判断が必要になってきます。

また、炭の火起こしに苦労するのもよくありがちな失敗例です。

自信がない場合は失敗しても良いように着火剤を多めに持参することや、火起こし器という簡単に炭に火を付けられるアイテムもあるので、用意しておきましょう。

 

⑥撤収時間は余裕をもって進める

キャンプデビューの方は特に、撤収時間に思わぬ時間がかかってしまい、チェックアウト時間に間に合わないという失敗があります。

キャンプ場ではチェックインの時間とチェックアウトの時間が定められていることが多いので、時間を守って行動しなくてはなりません。

撤収はテントを畳むほか、チェアやテーブルを収納したり、ラックを畳んだりと作業工程が複数にわたります。時間に余裕を持って撤収作業をしましょう。

焚き火を朝にしないのであれば早朝のうちに片づけてしまう、使う機会のないギアは少しずつ片づけていくなどの作業をしておくと、後でまとめて撤収する手間を省くことができます。片づけは気が付いたら小まめに行っておくと最終的な撤収作業の時間を短縮できるでしょう。

 

⑦買い出しは前もって済ませておく

「キャンプ場付近の買い出しの場所がわからない」というのがありがちな失敗です。

キャンプ場付近の道がわからず道に迷ってしまったり、目当てのものが売っていなくて、予定の料理が作れないなどの問題が起きることもあります。

また、キャンプギアの積載の際にクーラーボックスを下のほうに積載してしまい、買いだしたものを入れるのに荷物を一旦出さないといけなくなる失敗もありがちです。

そのため、キャンプ当日の時間に不安な場合は、買い物は前日に済ませておくことで時間に余裕が生まれます。また、突然の買い出しに備えて、キャンプ場付近のスーパーやコンビニなどの場所を把握しておきましょう。

 

⑧雨の対策も忘れずに

キャンプでよくあることが「雨の問題」です。

天気予報では晴れになっていても、思わぬ雨に当たってしまうことは少なくありません。キャンプ場は山あいにあることが多いので、突然転機が変わることがあります。

特にテント設営中などに降ってこられると、逃げ場がないのでずぶぬれになってしまうこともあるでしょう。傘を差しながらでは作業が難しいので、必ず雨合羽を携帯しておきましょう。また、テントよりもタープを先に設営することで、人や荷物の避難場所とできるので、設営する順番も見直してみてください。

 

STORYCAで失敗の少ないキャンプデビューを

キャンプは事前準備をしておくことで、失敗を未然に防ぐことができます。キャンプデビューであればなおさら準備に時間をかけることが大事になります。

キャンプデビューをする前に今回の記事を参考に、準備を整えてみてください。

また、『STORYCA』を選択するとキャンプデビューの方でも、失敗せずにキャンプを楽しむことができます。

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この記事を書いた人

アルパイン マーケティング

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