【初めてのキャンプナビ】キャンプでの虫対策!服装やおすすめの持ち物

2022.10.07
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キャンプ場の自然に必ずいるものが「虫」の存在です。

冬など寒い季節であれば虫は少なくなりますが、キャンプシーズンである春から秋にかけては必ずといっても良いほど目にするものです。

カブトムシやクワガタなど、捕獲が楽しい虫もいますが中には人間に害を及ぼす虫もいます。

今回はキャンプ場で見かける虫についての解説や、虫対策をご紹介します。
 

キャンプで見かける虫

キャンプで見かける虫として、代表的な虫には以下のようなものがいます。

 

ハチ

ハチにはミツバチ、アシナガバチ、スズメバチなどさまざまな種類がいます。その中でもとくに注意したい虫がアシナガバチとスズメバチです。アシナガバチは東屋やトイレなどのちょっとした軒下に巣を作ることがあります。そのため、気が付かずに巣に近づいている場合もキャンプでは出てきます。スズメバチの巣は大き目なので、アシナガバチよりも気が付きやすいですが、突如人に近づいてくる場合もあります。

どのハチも基本的に巣を攻撃しなければ、襲ってくることは少ないため、手で払うようなことや急に逃げたりはせずに、静かに去るのを冷静に待ちましょう。

 

ブヨ(ブユ)

ブヨは米粒程度の非常に小さな虫です。蚊と同じように人間などの血を吸いますが、吸い方が蚊とは異なり、ノコギリ状の口で皮膚をかじって流れ出た血をすすります。ブヨは蚊よりも小さいのにもかかわらず、毒性が非常に高いため、刺されると激しいアレルギー反応が出ることもあります。

 

蚊はキャンプ場にかかわらず、日常生活でもよく目にする虫です。キャンプ場では水場がある場合、蚊の発生が多くなることもあります。刺された患部をかきすぎると、症状が悪化することもあるので、塗り薬などを用意しておくと安心です。

 

カメムシ

カメムシはその強烈な臭いが特徴的です。音もたてずに潜んでいることが多いため、知らず知らずのうちに触っていて臭いが移ってしまうことがあります。とくにタオルや衣類などを干しているものに着くことが多いので、干したものを収納する際はカメムシが付いていないか確認してから収納しましょう。

 

蛾は触ったりしなければ無害なものも多いですが、姿を見ただけで不快に感じてしまう人もいるでしょう。光に集まる修正があるので、暗くなってランタンを使用する夕方や夜は注意が必要です。不要な明かりなどは蛾が寄ってくるため、明かりのレイアウトも考える必要があります。

 

マダニ

キャンプでとくに注意したい虫のひとつがマダニです。マダニは分布が広く日本全土で確認されており、ちょっとした草むらなど身近なところに潜んでいます。マダニは人間や動物が近くを通るのを待っており、近くにきたときに服などにくっつきます。そして、服の隙間から肌が露出しているところへ入り込み、血を吸いだします。血を吸うときの痛みはなく、吸われてもマダニの姿を見るまで気が付かないことがほとんどです。

吸血されている途中、無理に引き離そうとすると頭部がちぎれて皮膚内に残ることもあります。マダニに吸血されてしまった場合、病院で取り除いてもらうことが適切です。

 

おすすめの虫よけアイテム

キャンプ場に虫がいないということはまずありえません。ただ、以下のアイテムを持参することで少しでも虫を避けることが可能です。

 

蚊取り線香

蚊よけの定番アイテムですが、蚊に対してはかなり効果的なものが蚊取り線香です。近年ではお香のような香りで、臭いが残りにくいものもあります。蚊取り線香独特の臭いがいやな方でも、違和感が少なく利用できるでしょう。

 

殺虫灯

殺虫灯は紫外線が用いられたライトで、虫をおびき寄せて電気で仕留めるライトです。火を使わず、煙やにおい、薬剤を使用しないので、小さな子どもがいても安心して利用できます。

コバエなどの小さな虫に対しても有効なので、前室などに設置しておくと虫を避けることが可能です。

丸洗いできる殺虫灯であれば、虫がついてしまっても丸ごと洗えるのでメンテナンス性が高くなります。

 

虫除けスプレー

虫よけスプレーは直接身体にかけることで、虫が寄ってくるのを防いでくれます。直接身体に吹き付けるので、効果が高いアイテムです。ただし、配合成分などによって年齢制限などもあるため使用用法をよく守って利用しましょう。

また、ただかけるだけでなく、スプレーを身体にかけたあと、手で伸ばして肌全体になじませるとより効果的です。


 

虫を避けるためのポイント

虫を避けるためには、以下の3点を守ることが大切です。

 

黒っぽい服装は避けよう

黒い服にはスズメバチが寄ってきやすいという特徴があります。これは黒がスズメバチの天敵である「熊」と同じような色という認識のためです。黒いものすなわち人間の頭髪にも反応することがあるので、明るい色の帽子を着用することもハチが寄ってこないようにする対策になります。

 

整髪料、香水のつけすぎに注意

整髪料や香水など、匂いが強いものを付けていると引き寄せられるのがスズメバチです。スズメバチはフェロモンを使ってコミュニケーションをとる生き物です。そのフェロモンの中でも、スズメバチの攻撃性を高める「警戒フェロモン」の匂いと酷似しているものが人間の整髪料や香水なのです。

そのため、あまり多く整髪料や香水を使用すると、スズメバチが過剰に反応してしまい、攻撃性が高まってしまう危険性があります。

 

肌の露出は最低限にしよう

肌を露出していると、必然的に虫に刺される危険性が高まります。炎天下であっても、半袖を着ていると肌を露出することで日光に晒されてしまい、体力を奪われることになります。

そのため、夏場であっても虫よけと肌を守る意味でも薄手の長袖を着用することをおすすめします。

脚も半ズボンを履いていると、地面から這い上がってきたダニに刺されるリスクが上昇します。とくに草が多いところを歩く場合は、長ズボンを着用しましょう。

 

虫対策を万全にして安全にキャンプを楽しもう

今回はキャンプでの虫対策をご紹介しました。

虫は対策をしっかりとすることで、刺されたり、噛まれたりするリスクを最小限にできます。今回ご紹介したような対策を行い、虫に悩まされないように準備しましょう。

ただ、虫対策を行うと荷物が増えすぎてしまうこともあります。その場合「STORYCA」を利用してみるのもおすすめです。

STORYCAではスタッフが厳選したキャンプ用具と、車両を一括でレンタルできるサービスです。キャンプに必要な物はすべてレンタルで済ませられるので、虫よけのアイテムのみ用意すればキャンプの準備が簡単にできます。

STORYCAで準備が簡単なキャンプを体感してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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